イベント出展は「楽しいけど赤字」になりやすい
ハンドメイドイベントの出展費用は、都市部の1日イベントで出展料10,000〜15,000円、交通費や食事も含めると13,000〜23,000円ほどかかるのが相場です。平均単価1,500円の作品なら、10個以上売れてようやく費用回収という計算になります。SNSでの実物披露・常連さんづくり・他作家との交流など出展には売上以外の価値もありますが、「いくら売れたら黒字か」を出展前に知っておくと、価格設定や持ち込み数の判断が変わります。
損益分岐を下げる3つの方法
- 客単価を上げる: 単価の高い主力作品に、「ついで買い」しやすい小物(数百円のチャームなど)を組み合わせると平均単価が上がります。
- 固定費を下げる: 近場のイベントを選ぶ、友人と共同出展してブース代を折半する、など。
- イベント後の売上につなげる: ショップカードやSNSのQRコードを渡せば、当日の売上だけで回収する必要がなくなります。
よくある質問
- Q. 自分の人件費(当日の拘束時間)は入れなくていい?
- A. 厳密には入れるべきです。「目標利益」の欄に当日の拘束時間×時給の額を入れると、人件費まで回収できる販売数がわかります。準備・制作時間まで含めた値付けは価格計算機で計算できます。
- Q. 売れ残った分の材料費は?
- A. この計算機は「売れた分だけ材料費がかかる」変動費モデルです。既に作ってしまった在庫の材料費は出展してもしなくても発生済みなので、出展判断には影響しません(次回イベントやネット販売で売れば回収できます)。